大好きな恋人との同棲生活、憧れますよね。
せっかく思いを寄せていた異性と付き合うことができたのに、お互い学校や仕事があるから会いたいけど、なかなか会う時間を作ることができない。ならいっそのこと一緒に住んでしまえばいいのでは?
そう思う人もいるかもしれませんが、ちょっと落ち着いて考えてください。想像以上に同棲するといろんなことが起こるので、慎重に決めたほうがいいですよ。
これから同棲を考えてる方に向け私の体験談を書きますので、すこしでも参考になれば幸いです。
彼女ができたけど会う時間が作れない葛藤
当時の私は20代前半で、彼女ができたてでした。
その彼女とは友達が開催してくれた飲み会で知り合い、出会った初日に意気投合し、その後も二人で何回か飲みに行くうちに関係は親密に。そのまま自然と付き合うような形になったんです。
二人とも社会人で、私の仕事は休みが不定休、いつ休めるか曜日が決まっていません。一方で彼女は休日が固定だったため、なかなか会う時間も作れない状態でした。
会いたくても会えない現状に私たち二人の「一緒に時間を過ごしたい!」という気持ちはピークに達しようとしていました。
同棲でず〜っと一緒に過ごせる幸せ
こんなに会いたいのなら、「いっそのこと一緒に住めばいつでも会える!」と思うのはごく自然な発想だと思います。
そのとき私は一人暮らしをしてたので、「自分の家に彼女を誘って一緒に住めばいいじゃん」そんな安易な考えで彼女に話を持ち掛けてみたら、彼女も同じ考えだったらしく、二つ返事で快諾してくれました。
で彼女の両親にも話を通し、晴れて私たちの同棲生活はスタートです。
帰ってきたら家に誰かがいるというのはとてもいいもので、「おかえり!」と、ひとこと言ってもらえるだけでとても嬉しかったですし、一緒に晩御飯を食べてお風呂に入ってテレビを見たり話したりと、今まで一緒にいる時間が作れなかった分、二人の時間をたっぷりと楽しむことができました。
彼女も楽しかったようで、「同棲してよかった」とずっと言ってくれていましたね。
薄れる新鮮味と、すれ違い
最初のころはとても新鮮で毎日うきうきしていた同棲生活だったのですが、残念ながらいいことばかりではありませんでした。
二人とも仕事をしてたため、ストレスが溜まり気分がよくない日もあります。
そんな日も家に帰ると一緒に過ごさないといけないわけですから、たまには相手に強く当たったり、そっけない対応をしてしまったりします。
家事もお互いやり方が違うことから言い合いになったり、次第にお互いの悪い部分ばかりが目立つようになっていきました。
そんなギクシャクした状態がしばらく続いてうまくいくはずもなく、ほどなくして私たちは別れることになってしまいました。
残念ながら、別れるという選択肢がベストだとしか感じられないほど、私たちの関係は悪化してたとも言えます。
一緒に生活するのは想像以上に大変!
結局、私たちは若かったこともあって「同棲」のいい部分しか見ておらず、日常生活を疎かにしたから上手くいかなかった様に思います。
ともに生活するというのはなかなか大変なことなので、これから同棲を考えている人は二人で一緒に過ごす日々を細かく想像し、よく話し合ってから同棲を始めることをお勧めしますね。