学生時代の友人から「職場が人手不足で困っているから、土日だけアルバイトに来てほしい」と頼まれたので、短期間なら大丈夫という約束で働くことにしました。
仕事内容は商品を梱包する作業だったため、どちらかと言えば好きな作業。はじめは2ヶ月位で辞めようと思っていたのに、職場の雰囲気も良くて結局6ヶ月くらい働きました。
彼氏との出会い
そこで彼と出会ったのは、私が働き始めて4ヶ月ぐらいたった頃です。
梱包した商品を毎週日曜日に、いつも同じ業者が引き取りに来ていたのですが、その代わりに彼が来るようになったのがきっかけです。彼は明るくて優しい性格で、いつも元気で色んな話をして職場の皆を笑わせていました。
人見知りだった私も初対面の彼に緊張することなく話すことができて、明るく優しい彼の魅力に引かれていきました。
2ヶ月しか働いていなかったら彼に出会うことはなかったでしょう。そんな事もあり、「ちょっとこれは運命かな?」と感じて意識するようになっていきます。
アルバイトの最終日、彼に合うのは今日が最後と思うと悲しくてたまりません。
そんなとき友人が「今までありがとう。今日はみんなで飲みに行こう!」と言ってくれて、会社近くの居酒屋で送別会を開いてくれました。
会社の方が彼に「仕事が終わって時間があったらおいでよ。」と誘ってくれてて、そこへなんと彼が来てくれたのです。
そのときに彼から「付き合って欲しい」と言われて、交際するようになりました。
同棲することになった理由
大好きな彼と付き合うことができて、毎日が夢のような生活でした。
ただし、付き合い始めて1年たった頃、彼が転勤することになってしまいました。
そこで私は悩んだ挙句に彼について行くことを決め、会社が用意した彼の家の近くに、アパートを借りました。で彼はほとんど自分の家には帰らず、ほぼずっと私の家で寝泊まりするように。
それならいっそのこと、「一緒に暮らしたほうが経済的にもいい!」ということで、それから私の住んでいるアパートでの同棲が始まります。
同棲をはじめて
部屋にはお風呂がないので、毎日銭湯へ行かなくてはいけません。銭湯までは10分くらいかかりましたが、それさえ楽しい日常で幸せでした。
ご飯だって二人で食べると何でも美味しくて、仕事で疲れていても彼の温もりを感じると吹っ飛んでしまいます。
しかし、同棲をはじめて一つだけ嫌なことがありました。相手の嫌なところが見えて喧嘩が増えたことです。
お互い我を出してはそれが喧嘩のもとになリ、同じ家にいるためずっと空気が重たいのが辛かったなと。
同棲を終えて
彼とは大きな喧嘩はしませんでしたが、小さな喧嘩を繰り返す事で大きな「しこり」ができてきました。喧嘩の理由は、付き合い重視の彼と保守的な私の金銭感覚の違いでした。
彼のことは大好きですが、根本的なことが合わないと同居は疲れます。
彼のことを嫌いになったわけではないけど、二人でよく話し合って同棲を解消することに決めました。結局、彼とは別れることになりましたが、同棲をしてみて良かったとは思っています。
同棲は結婚と違ってすぐに解消できます。
つまり同棲は本人同士の問題ですみますが、結婚となればそうはいきません。一緒に歳を重ねていくことが出来る相手なのか・・・。そんなことを見極める意味で同棲してみるのも良いのではないでしょうかね。