私は転勤族の夫をもつ妻です。会社の辞令は2月下旬に打診があってから3月に決定するので、転居選びは限られた時間のなかでする必要がありました。
転居先はインターネットでホームメイトを利用して探し、初めての何もわからない場所で知り合いの助けもなく暮らさないといけないので、その土地の周辺環境、子供の学校の情報、主人の会社までの通勤時間など、とにかくネットの画面と「にらめっこ」です。
それはもう納得できるところに住みたいと、打診があった日から毎日、時間があればネットでのチェックを続けたんです。
時間がないので優先順位を決めた
ただ納得いくような物件があっても家賃が高くて希望条件に合わず、なにかしら妥協しなくてはなりませんでした。住みたい物件にあるていどの目星をつけないと下見(内覧)に行っても時間ばかり過ぎてしまうので(転勤先は遠い)、物件に求める条件で優先順位の低いものは諦め、いくつか内覧の予約をしました。
これが子供にとっては初めての転校なので、いじめなんかも気になるため、人気のない学区がどこかなども聞かせてもらいました。
このときはメールでのやり取りで、担当者は特別人気のある学区や悪くて有名な学区はだいたいわかるものの他のエリアの学区については詳しくない。それもそのはずで、担当してくださった方はまだお子さんがいらっしゃいませんでした。
そうした状況にもかかわらず、気になるエリアの学区に着いて色々な方に聞いてくださって、「悪い噂は聞きません」と丁寧に教えてくださったので安心できましたよ。
転勤先での家探し。3月は空室がどんどん減っていく
私は引越しの用意、主人は引き継ぎや仕事の片づけなど忙しい時間をぬって転勤先に向かい、それから物件をいくつか見てまわりました。
期末の3月は仕事がとても忙しく時間があまりとれないばかりか、空きがある物件も埋まりやすい時期です。悩んでる暇はありません。
ホームメイトの方は車で案内してくださったあと、帰りにはその物件のまわりを車でまわってくださり、学校はここ、買い物はここ、大きな病気をしたときはこの病院など、運転をしながら詳しく教えてくださいました。それで周辺環境について理解できたのは良かったです。
さらに私たちが検討していたところとは別に、担当者のお勧めの物件も案内いただきました。
内覧で気づいた不安点
どの物件も事前にネットで見ていたとはいえ、実際に物件を見てみると「ベランダがない」「隣との間が近すぎる」「学校への通学路が危ない」「会社までの通勤に渋滞する」「庭木が多すぎで管理できない」と不安点ばかり出てきてしまい、なかなか決められません。
今日見た物件をもういちど吟味して明日返答します…と担当者にはお答えしましたが、「明日にはなくなっているかも、、」と言われ、ほんとに悩みました。そしてそのままホテルで主人と考え話し合い、その物件に決めました。
いい担当者とめぐり合い、あとは決断するだけ
3月は繁忙期です。悩んでいると他で決まってしまうということがあるようで決断力が求められます。そのためには不動産屋さんと何度もメールでやり取りして、親身になって探してくださる方の言葉を信じて選ぶことも大切かと思います。
いま住んでる場所は、数すくない物件の中から悩んで妥協して決めた場所ですが、住めば都です。「こうだったら良かったのに…」と最後の最後まで悩んだ点をいまでも後悔してるかというと、そんなこともありません。
子どもも地域になじみました。人間の対応力はすごいなと感じます。
ホームメイトの担当者さん、ありがとうございました。