東京都大田区の鵜の木に3年半ほど住んでいます。
東急多摩川線の鵜の木駅が最寄り駅で、駅までは徒歩2分ほどです。
実際に住んでいる感想を書いていきます。
都内ながら意外とローカル、しかし多摩川方面は人通りが多く、騒がしい
元々東京都の郊外(狛江市)に住んでいた私が鵜の木へ引っ越したのは、職場である蒲田に通いやすくするためでした。
私はこれまで一度も都内に住んだことがありませんでした。
大田区というと羽田空港などもありますし、鵜の木は東京駅や日本橋などのオフィス街へもアクセスがいいため、「朝晩は帰宅する人たちで騒がしいかもしれない…」との懸念はありました。
鵜の木駅は、線路を挟んで多摩川方面と久が原方面に分かれ、私の家は多摩川方面です。
実際に住んでみて、正直に言うと・・郊外に住んでいた時に比べかなり騒がしく、家にいると落ち着かないです。
通勤する人たちというよりは、近くに高校があるため、生徒たちの登下校の話し声や足音は家の中までかなり響きます。
また、多摩川がすぐ近くにあるのですが、こちらも、高校生の野球部やサッカー部、大学のスポーツサークルの練習などでかなり大声を張っています。
夜遅くまで続くので、多摩川沿いの家を含めたかなりの住人が騒音を気にしているのではないかと思います。
スーパーが4件も!主婦にうれしい立地です
もちろん引っ越して良かったこともあります。
それは、徒歩圏内にスーパーが4つあることです。
郊外の狛江市に住んでいたときは、一番近いスーパーでも徒歩20分かかりましたので、主婦をしながら働く私には本当にありがたいです。
駅前にはマルエツ、下丸子方面へ10分歩けばオリンピック、23時まで営業している「まいばすけっと」、そしてオープンしたてで安い「ライフ」です。
料理中に「あれ買い忘れた!」と思い立ったらすぐに行けるのもうれしいです。
私の家の回りには、小さい赤ちゃんを連れたお母さんも多いです。
スーパーはもちろん、歯医者、内科、大きな薬局も徒歩5分圏内と近く、育児中でなかなか遠出できない方にも住みやすいのだと思います。
昼間はこどもも安心して暮らせる街。夜は人通りがないので、少し心配…
子供が多いからか、昼間は「保護者パトロール」という札をカゴにつけた自転車のお母さんがたくさん走り、町内のボランティアによる防犯巡回も行われています。
しかし、こちらに越してきて、工事が多いことにも驚きました。
「工事をやめろ」「五階建て反対!」というような反抗ののぼり旗もあちこちの家で見られ、あまり安心して暮らせる街とは感じられません…。
そして夜は、本当に人通りがなくなります。
近くで深夜に頻繁にバイクをふかす音がしますし、酔っぱらった人の叫び声がしたりと、深夜の外出は少し怖いです。
基本的には住みやすいですが…家にいることが多い方には不向きかも
鵜の木は都心へのアクセスがよく、買い物にも困らない街です。
外で働く主婦さんには特に暮らしやすいと思います。
ただ、人通りや工事が多く、家のなかまで騒音が聞こえてくるため、昼間に家で仕事する方には不向きと感じます。
また「夜勤で昼間は休みたい…」という場合も、落ち着かないかもしれません。
私も次のアパート更新を前に、引っ越す予定です。