わたしは恋人と3ヶ月ほど同棲しました。
当時わたしたちは既に婚約しており、その前に2人で同棲してどんな感じになるかということで試してみたのです。
夫はそれから数ヶ月後に転勤を控えていたので、それまで二人暮らしのお試しという感じでやってみました。
同棲していれば2人でいる時の雰囲気もつかめるし、今後何かと役立つかなと思ったからです。
同棲してよかった点
同棲してまずよかったというのは、二人分の家事のペースを把握できたことです。
学生の頃もずっと一人暮らしでしたが、自分1人だけが適当に暮らせればいいやなんて考えは通用しません。
なので料理だの掃除だのを実践して要領をつかめたのは大きな収穫でしたね。転勤先だと困った時電話すれば親類がきてくれるなんて援助も期待できません。
結婚した後は専業主婦になることが決まっていたので、同棲期間のうちに家事をマスターできたのは収穫でした。
また相手の家事能力について把握する貴重な機会でもあります。
日頃は整理整頓の鬼のような人でも、家に帰ったら人が変わったように散らかし放題なんてよくあることです。
結婚していきなりこんな姿を目の当たりにしたらショックでしょうが、同棲期間があれば心の準備をする余裕だってあります。
悪かった点は、強いて言うなら超短期間で引越しすることがわかりきっていたので、ワンルームで自分の部屋がない物件だったということでしょうか。さすがに狭かったです。
同棲のあと無事に結婚した
私達は具体的に同棲の期間を決めていました。
転勤することになったら同棲から、予定通り本格的に入籍しようということになっていたのです。結果3ヶ月の同棲を何事もなくこなし、私達は無事に結婚することができました。
期間を決めていたのがよかったと思うし、既に婚約している人だったので同棲から結婚の流れは非常にスムーズでした。
同棲中は夫婦と恋人との間みたいな絶妙な感覚があり、私の中ではこれはちょっと新鮮でした。人生でもなかなかできる体験ではないし、この特別感がさらに2人でいる時の気分を高めてくれた気がします。
これから同棲する人のアドバイス
よく世間では「ダラダラ同棲が続いていていつ結婚するかわからない」みたいな愚痴がありますが、期間を設けていればこうした問題はなくなるのではないでしょうか。
例えば私達の例のように「○月まで過ごしてみて不満がなかったら結婚する」だとか、「2年以上は同棲しない」だとかです。
やはり同棲していると多かれ少なかれ所帯じみることもあると思います。いつも相手が側にいるとつい油断する人も多いでしょう。
ですが同棲中は結局はまだ他人なわけだし、彼もあなただけのものではありません。なので同棲している時も適度な距離感と緊張感を維持しておくといいと思います。