部屋探しでは、賃貸情報サイトを利用する方も多いと思います。
よさそうな物件を見つけたら、今度はその物件を扱っている不動産会社に問い合わせることになりますが、直接不動産屋さんに行くのって大変ですよね。
いざ行ってみたら希望物件が埋まってたなんてことのないように、まずはメールか電話で確認しましょう!
そのときにポイントを押さえておくと安心でしょうから解説します。
これから部屋探しをする方は参考にしてみてください。
目次
どの不動産屋さんに問い合わせればいい?
賃貸情報サイトでは、気にいる物件は見つかったはいいものの、同じ物件を複数の不動産屋さんが扱っていて、どこに問い合わせればいいか迷ってしまうことがあります。
これは、その物件を賃貸に出している大家さんが、複数の不動産屋さんに広告を依頼しているため!
そのような場合は物件の紹介ページごとに各不動産屋さんへのリンクが貼られているので、情報を確認して一番よさそうなところを選ぶといいでしょう。
物件自体は変わらないので、どの不動産屋さんを選ぶかは個人の好みによるところが大きいです。
たとえば、地域密着型なのか大手の系列店なのか、自分の希望に合った物件を多く扱っているのかどうか、といったことから判断できます。
あとは手間暇がかかり面倒ですが、複数の不動産会社に問い合わせてみて、対応の良し悪しで決めるという方法もあります。
実際にそうやって決める人もけっこういますよ。
問い合わせは電話とメールのどちらがいい?
メールなら営業時間外でも送ることができますが、相手がいつ自分のメールを読んでくれるか分かりませんし、読んだ後すぐに対応してくれるとも限りません。
一方で電話ならその場で対応してくれるため、すくなくともその物件がまだ残っているかどうかくらいはすぐ教えてもらえます。
人気の物件だと「メールの返事を待っている間にその物件が決まってしまった」というケースも多くなるため、早く知りたい!決めたい!というときには電話での問い合わせが確実でしょう。
もし何らかの理由でメールで問い合わせるほうが良いとなった場合には、問い合わせたい内容とともに「できるだけ早く」とつけ加えておいたり、「これ以外でも○○のような条件の部屋があれば紹介してほしい」と一言そえておくと、意外に良い答えが返ってくる可能性があります。
電話で問い合わせるときのポイント
不動産屋に電話で問い合わせる際には、ネットに掲載されていた情報との食い違いがないかを確認するため、その情報が掲載されているページを見ながら、またはプリントアウトしたものを見ながら電話をかけるようにします。
同時にネットには掲載されていない知りたい情報についても、聞き忘れのないよう前もってメモしておくといいかもしれません。
その物件がまだ残っているなら内見の申し込みを、もう決まってしまっていたなら自分が希望する条件を伝え、合いそうな物件があるなら連絡してもらえるようお願いするといいでしょう。
問い合わせで不動産屋の質を見分ける方法
部屋探しには不動産会社の仲介が不可欠になりますが、良い物件を見つけられるかどうかは不動産屋の質にかかっているといっても過言ではありません。
できれば実際に不動産屋に足を運ぶ前の問い合わせ段階で、あるていどの良し悪しを判断したいもの。
すくなくとも問い合わせの際に以下のことをチェックしてみましょう。
メールでの対応
メールでは相手の反応をチェックしにくいため、電話と比べると良し悪しの判断が難しいですが、返信が遅すぎると誠意が足りないと感じます。
営業時間外に送ったメールにすぐ返信してもらえるのは難しくても、遅くともその翌営業日の午前中には返信してくれる不動産屋を選びたいものです。
それとこちらからの問い合わせに丁寧に答えてくれ、かつ希望条件に合いそうな他の物を紹介してくれたり、条件に合った物件を見つけるための何かしらの提案あれば、比較的、質のいい不動産屋さんと判断していいでしょう。
電話での対応
一方電話なら相手の声の調子などを直接確認できるので、質の良し悪しは判断しやすいです。
相手の第一声がハキハキしていて好印象であれば、それだけでも社内の雰囲気が活気にあふれてたり、社員教育の行き届いた会社と考えることもできます。
こちらの問い合わせに対して的確かつ丁寧に答えてくれるかどうかもチェックし、質問に対して曖昧な返事しかせず、「とりあえず詳細は事務所に来ていただいてから…」という不動産屋は要注意です。
電話では詳細を伝えずに来店させ、来店した相手に強引に物件を押し付けてくる質の悪い業者もいまだに存在します。
あとは悪気はないものの、質問に対して的外れな返答をするようであれば、こちらもおすすめできません。
希望条件をきちんと把握してくれていない可能性が高いですし、利用者の希望をくみ取る理解力がないと、気にいる部屋が永遠と出てこないので時間ばかりが無駄に過ぎ去ってしまいます。
まちがいなくストレスも溜まります。
建物まわりを気にしてる不動産屋さんか判断を
メールや電話の対応で「悪くないな」と思ったら、いざその不動産屋さんに足を運んでみましょう。
そこでチェックしてほしいのが、その不動産屋さんが建物の見た目(外装や内装)をどれだけ気にしてるかで、利用者のことをしっかりと考えてるのか判断できます。
看板などに破損がなく店内も清潔できちんと整理されていればOK。
逆に散らかっているところは、扱っている個人情報にも無頓着なとこだと考えられますね。
それと店内には「宅地建物取引業者免許証」が提示されているはずで、免許番号の前に書かれている数字が大きければ大きいほど、年数が長いことを示しています。
この宅地建物取引業者免許証の提示がないところは問題外ですが、どうせなら営業年数が長いところのほうが、それだけ経験やノウハウが多くて信頼性も高いといえるかもしれません。