就職や大学への進学で、一人暮らしする女性はたくさんいます。
いつも犯罪のターゲットになりやすいのは力の弱い女性なので、一人暮らしだと心配にもなりますよね。
では女性が安心して一人暮らしするためには、どういったポイントに気をつけて部屋探しをすればいいのでしょうか?
住みはじめてから毎日不安を感じると後悔するでしょうから、ひとつの参考にしてみてください。
住む場所(最寄駅)選びのポイント!
どんな物件に住むかも大切ですが、その前にまずどの地域に住むかしっかり考えましょう。
単純に「学校や職場に近いから…」というだけで、その地域の治安を考慮することなく決めるのは危険です。
とくに通勤・通学経路となる道と、その周辺は実際に歩いて確かめましょう。
どうしても夜に出歩くこともでてくるでしょうし、昼間だけでなく、夜の遅い時間にも友達や家族にお願いして一緒に歩きまわってみることをオススメします。
街灯の有無、どれぐらい人通りがあるか、夜までやってるお店は何軒あるか、空き地や使われていない倉庫などの建物の有無、細くて突き当りになっている脇道などがあるか。
あとは、痴漢注意!不審者注意!といった張り紙がどれぐらいあるかをチェックしとくのも有効です。
そうした張り紙がたくさんある=いままでに何度か起きてるから注意喚起してる、に他なりません。
あとは電車を使うなら、利用する駅とその周辺の駅も降りてチェックしましょう。
夜は閑散としていたり、なかには風俗店やラブホテル街などで怖い雰囲気がある場所もあります。
人通りがすくないのに酔っ払いが多かったり、ホームレスがいるような駅は避けておくのが懸命です。
物件選びのポイントは防犯面(セキュリティ)!
防犯面で安心なのは、女性専用のレディースマンションで、セキュリティがしっかりしている物件です。
オートロック、防犯カメラ、ドアホン、常駐管理人、二重施錠があり、しかも基本的に男性立ち入り禁止となっているマンションであれば、かなり安心ですね。
ただし、女性専用マンションはあまり数がないので、絶対に女性専用!となると部屋探しでは苦戦すると思います。
そして1階はたとえ安くても、女性の一人暮らしにはおすすめしません。
どれだけ工夫をしようとも中の様子を観察しやすいため、女性の一人暮らしであることはすぐにばれてしまいます。
オートロックの物件でも1階は高層階より侵入しやすいですし、部屋のなかまで入られずとも下着などの洗濯物を盗られてしまう危険性もあります。
ただし屋上に自由に出入りできる建物の最上階だと、今度は屋上から侵入されることもあるので、そのような建物の場合は中間階層を選ぶといいでしょう。
あとは家賃が安すぎるとこは、それだけ住人の質が下がる傾向にあります。
格安物件や、家賃の低い物件が密集するエリアはできれば避けたいところです。
まずは住む場所(最寄駅やエリア)を大まかにでも決めて、不動産屋さんに今回の部屋探しで大切な点としてセキュリティーがしっかりしてることを伝えるといいでしょう。
それに見合った物件をいくつか紹介してくれるはずです。