独身の人を中心に、ペットと一緒に暮らせる物件を求める人は増えています。
でも、いざ「ペット可」で部屋探しをしてみると、該当する物件の数は大きく減り、たったの1割ほどに減ってしまうのが現状です。
ではどうやってペット可の理想的な物件を見つけることができるのでしょうか。
参考まで。
「ペット相談」物件に広げてみる
「ペット可」を条件に部屋探しをしてもなかなか良い物件が見つからないなら、「ペット相談」という条件に広げて探してみる方法があります。
ペット可は「ペットを飼っていいですよ」とすでにペットOKになっている物件なのに対して、ペット相談は「ペットのいない入居者のほうが好ましいが、ペットやその飼い方、入居者の人柄など信用度によっては飼ってもいい」という物件です。
さすがに何頭も飼ったり大型動物となると難しいですが、それほど迷惑をかける動物でないなら許可される可能性はあるでしょう。
探すエリアを広げる
「ペット可だけど駅からちょっと遠い」とか、「このエリアでは該当するペット可の物件が少なすぎる」という場合、条件を見直してみるのも1つの手です。
駅から遠くても自転車を使えばそれほど不便ではないかもしれませんし、エリアにこだわらず職場から数駅遠くてもいいと考えれば、素敵な物件が見つかるかもしれません。
とにかく最初は希望通りの条件で探してみて、それで納得いく物件がみつかりそうにないなら徐々に優先順位の低いものから外していくといいでしょう。
とにかく交渉してみる
ペット可、ペット相談の両方が書かれていなくても、交渉次第でペットを飼うことを許される物件もあります。
たとえば入居者がなかなか決まらない物件では、大家が空室を避けるために入居条件を緩和することがあるので、ペットの種類や飼い方に条件をつけて、OKとなる場合もあります。
それと一般の不動産情報サイトには出てこない業者専用の情報システムがあるので、ネットで探して見つからなくても、不動産屋さんに聞けば別のペット可の部屋を紹介してくれる可能性もありますよ。
ペットが気持ちよく暮らせるか注意すること!
ペットとの入居が許可されている物件はなかなか見つからないために、すがる思いで「ペット可」の物件に飛びつきたくなる気持ちは分かります。
ただし、内見時にペットが気持ちよく暮らせる物件かどうか、しっかりと確認しましょう。
室温や風通し、のびのびと遊べる場所や動物病院の確保など、飼育環境が整っていないなら、いくらペット可の物件でも適切とはいえません。
騒音に弱いペットなのに、大通り沿いや近くに工場があるため騒音が激しいと、ペットの感じるストレスは大きいはずです。
ペットは大切な家族の一員でしょうから、ペットの飼育環境を踏まえた部屋探しを心がけてくださいね。