いま住んでいるのは杉並区で、京王井の頭線の浜田山駅ちかくです。
ここには以前しばらく住んでいたことがあったのですが、住んでいたアパートの大家さんが「相続関連の理由でアパートを取り壊す」とのことで立ち退きとなり、泣く泣く引っ越した経緯があります。
戻ってきたのが一年半ぐらい前で数年間は下車することはなかったですが、改めて住んでみて、やっぱりここが良いなと思いました。
ひさしぶりに住みだしてみて感じてることを共有しますので、浜田山駅周辺に住むことを考えてる方は参考にしてみてくださいね。
井の頭線の穴場的存在?
以前と変わったのは商店街の数店舗が入れ替わったことぐらいで、むしろ前に住んでいた頃よりもさらに便利になっているような印象があります。
この街の魅力は挙げればたくさんあって、正直なところ、これまで住んだどの街よりも住みやすいと思っていて、不動産屋さんと話していても同じようなことを言う人が多いのだそうです。
井の頭線自体が人気のある沿線で、通勤で毎日つかう渋谷駅をはじめ、途中の下北沢、終点の吉祥寺などはすでにメジャーな人気エリアですし、人によっては永福町や久我山などをすすめる声をよく耳にします。
そして今の浜田山はそれらの街以上に閑静でいて、こじんまりとしているわりに活気がある商店街、小さい個人店と大手のスーパーなど商業施設の規模やバランスがいいので、毎日の生活に困ることがないですね。
静かだけど明るい街
住んでみて思うのは、どんな世代にも住みやすそうな街だということ。
私は一人で住んでいますが知り合いは家族で随分と長く住んでいます。
お互い浜田山の話はよく出ますが、あまり街への不満が出ませんね。
街自体が静かで自然も多いので、子供にとってもけして環境は悪くないと聞きますし、栄えている駅周辺がそんなに車が入ってこないのも良いと思います。
日中、けっこう人がいるわりに静かです。
それでいながら明るいのは街の規模に無理がないからではないでしょうか。
たとえば隣駅の高井戸なんかは駅下に環八が通ってるため商店街が発展していないのですが、あれだけ大きな通りがあって車の行き来があると、小さいお子さん連れの親御さんは注意しないといけません。
その点、浜田山は駅前の商店街を抜けたところに井の頭通りがあるので、ゆっくり買い物しながら歩ける雰囲気があります。
静かでもあまりに閑散としていると寂しいのですが、この界隈はスーパーも多くていつもそれなりに人が歩いている印象があるので、ほどよく活気が保たれていて治安も悪くない気がしますね。
一度住めばわかるはず
かつて住み始めた頃は、わたし自身が半信半疑だったものです。
不動産屋さんに「一度物件を見てみて!」と言われ、騙されたと思って乗り気じゃないのに見にきたのがきっかけでした。
ところが日に日に街への思い入れが大きくなり、いま改めて住んでみると、「このままずっとこの街にいたい!」と思えるぐらいの気持ちになってきます。
あまり知られていない街ですが「こんなに住みやすい街があるんだ」と、きっと思えるのではないでしょうか。