板橋区に20年住んでいます。
最寄駅は都営三田線の板橋本町駅です。
このエリアの住み心地について紹介します。
板橋本町の良いところ
都心へのアクセスと地価や家賃のバランスが良いです。
東京駅までは都営三田線で25分、池袋駅は電車なら乗り換えありで25分ほど、バスなら20分ほどで直行できます。
ほとんどの駅に乗り換え1回以内で行けますし、三田線沿線は大学も多いので、いろいろな大学の学生の通学にも便利です。
自転車があれば、旧中山道や大山ハッピーロードなどの商店街にすぐ行けるため、日常的な買い物にも困りません。
その割には地価や家賃が平均的なので、東京23区内でもかなりバランスのとれたエリアなのではないかと思います。
日大病院や豊島病院、帝京大学病院など大きな病院が近いのも心強いです。
それと近くを流れる石神井川をはじめ付近に公園も多く、気軽に運動や散歩ができる環境が整っています。
総じて住み心地は良いと感じます。
板橋本町の不満な点
板橋本町は環七通りと中山道の交差点があり、さらに上には高速道路も走っているため交通量が多く、一時期は日本一といってもいいぐらい空気が汚れた場所でした。
現在は改善されつつありますが、それでもまだまだ空気は汚いほうですし、事故や工事で渋滞しやすいため、車移動の方にはややストレスがたまりやすい環境となっています。
首都圏はほとんどがそうでしょうが、都営三田線の上りは朝は混みますし、高島平より先でないと座ることはほぼ不可能ですので、電車通勤もつらいものがあります。
さらに、大手町や日比谷など会社が密集している地域を通るため、下り電車は夕方以降はまばらに混んでいてこちらもなかなか座れません。
住み心地とはそこまで関係はないかもしれませんが、板橋本町に限らず板橋区全体にこれといった街や名所がないため、地元を聞かれた際に紹介しにくいです。
治安について
治安はとくに悪いとは感じてないです。
近所での盗難事件や暴行事件などはほとんど耳にしたことがありません。
ただし、板橋は細い道が多く、夜はかなり暗くなりますので、女性が一人で歩くと少し怖いかもしれません。
板橋本町駅の出口は上述の交差点の4つ角すべてにあるため、夜の暗がりが気になるのであれば大通りに面した住宅を探すといいと思います。
それと地域での交流イベントなどを積極的に行っているわけではないため、いざというときに助けてもらうのが難しい場合もあります。
これから住もうと考えている方へ
板橋本町は、適度な価格ながら生活に必要なものはほぼすべて整っているため、総じて住み心地は良いところです。
たしかに目立った長所はないかもしれませんが、目立った短所もないため、落ち着いて長期間暮らすには向いていると思います。
ぜひ足を運んでみてください。