一人暮らしを始めたばかりの頃は、まわりの環境になれることに必死で寂しいと感じることは少ないです。
寂しい、孤独を感じる「ホームシック」にかかる時期は、一人暮らしを始めて1週間〜3週間が多いといわれています。
ホームシックとは、習慣になじめずに起こる、強く憂鬱(ゆううつ)になることですね。
地元の友達や親に合いたくなったり、実家に帰りたくなったり、極度の不安と脱力感に襲われる少し怖い症状でもあります。
酷い場合は食事が喉を通らなくなったり、学校や仕事を休んでしまったり、一人暮らしの家にこもりがちになる事もあります。
ここでは、どうすればホームシックを回避、改善できるのかメンタルの整え方を紹介していきます。
実家と一人暮らしの最大の違いとは?
ホームシックにかかる一番の原因が、実家での生活と一人暮らしの生活の、環境の違いです。
実家では家族がそろって会話をしたり、大人数で食卓を囲んで食事をしたり、自然と賑やかな状態で生活できていました。
それが一人暮らしでは、家にいるあいだは誰とも会話をすることもなく、食事も一人で黙々と食べることになります。
ここで注目したい点は「人との会話」です。
日常的に会話が少なくなると性格が暗くなったり、人の目を避けて一人になりたいという感情がでてきて、落ち込んできます。
改善策は日常生活でできるだけ人と会話することを心掛け、友人と積極的に食事に行き、気の知れた仲間と定期的に連絡を取ることです。
あとは月に1度でも良いので、実家に近況を連絡することによって、家族とも今まで通りのコミュニケーションを取るようにしましょう
寂しさは減りますし、家族としても嬉しいものです。
寂しくなったらどうすればいいのか
一人暮らしを始めると、どんなに明るい性格の人でも寂しさは感じます。
学校や職場では明るく振る舞っている人ほど、家に帰るとしょんぼりと一人の世界に入ってしまうものです。
では、寂しいと感じたらどうすればいいのでしょうか?
手っ取り早い方法が、パートナーを見つけることです。
何でも悩みを相談できる恋人をつくる、気の知れた友人をつくる。とにかく自身の近況をリラックスして話せる仲間を持つことです。
いまの時代、無料通話やメッセージを使ってコミュニケーションが取れるSkypeやLineなど、一人暮らしで部屋にいるときでも離れた場所にいる人と簡単に連絡を取れます。
寂しいと感じた際にすぐに連絡が取れる仲間を作っておくことで、気持ちが楽になるでしょう。
ホームシックになってしまった際の対処方法
もし本格的なホームシックにかかってしまったら、どのようにすればいいのでしょうか?
ホームシックは寂しい感情、無気力感などマイナスな感情が出てくることで、日常生活に支障がでてきます。
ここで必要な考え方は、暇な時間を作らないことです。
暇な時間があると余計なことを考えてしまうので、できるだけ時間をつかって色々なことに集中し、マイナスな感情を増大させないようにするのが大切です。
具体的な方法としては、
- 趣味や仕事に没頭する
- 友人知人を家に呼ぶ
- 実家に頻繁に連絡する
等があります。
好きなことをしていれば時間が短く感じませんか?
要は暇な時間を作らないために、没頭できる好きなことを見つければいいのです。
その時間帯は好きなことに熱中できている時間であり、余計なことを考えずに過ごせている証拠。
そんな中でマイナスな感情が出てきたり余計なことを考えることは、ゼロと言ってもいいです。
まとめ
主にホームシックについて書きましたが、いかがだったでしょうか?
ホームシックになっている時期は、本当に食事が喉を通らなかったり、気力が湧かなかったり脱力感で辛いものです。
ただ誰もが少なからず通る道ですので、下記のような考え方を持つと気が楽になるはずです。
- 家で人と話す機会が減るので、当然寂しさは出るものと考える
- 寂しくなったら友人・知人とコミュニケーションを取り、実家にも連絡をしてみる
- 趣味や仕事に熱中することで、暇な時間を極力作らないようにする
ホームシックは一時的なものです。
年がら年中ホームシックという人は、日本中どこを探してもいないでしょう。
もしいたとしたら、いまの環境をすぐにでも変える必要がありますね。
ホームシックは新たな環境に心が付いてきていない状態ですので、特別心配するようなことではありませんし、環境への慣れの問題です。
それよりも、新たな生活を楽しむことに重点を置いてみることをおすすめします。