10代、20代で一人暮らしを始めるメリットは、長期的な目線で見ると数多く存在します。
身の回りの家事や食事など、生活をしていく必要なことを全て一人でやるので、生活の知恵が自然と身に付くだけでなく、社会人として自立できてきます。
一方で実家暮らしと違い、ひとつひとつの行動に責任感を持たなければいけません。
家賃の支払いから食事の準備まで、今まで親がやってくれていたことを一人でこなすため、体力的にも精神的にも成長しなければいけない点は苦労するところです。
今回は、10代20代の若いうちに一人暮らしを始めるときの必要な考え方と、最大のメリット2つをまとめましたので、紹介していきます。
一人暮らしを始めるときの心構え
10代、20代で一人暮らしを始めるタイミングの多くは進学、就職という新たな生活の始まりです。
今まで慣れ親しんだ地を離れる寂しさがある一方で、新たな地での生活を楽しみにされている方は多いのではないでしょうか?
ただ、新しい環境で生活が始まることは、心が不安定になるタイミングでもあります。
今まで気の知れた友人がまわりにいた環境から、見ず知らずの土地で新しい生活がスタートしますので、不安になるのは仕方ありません。
誰しも少なからず不安になるので、考え込まずに楽な気持ちで考えましょう。
私が一人暮らしを始めたときは、「新たな環境や出会いにワクワクした気持ちで毎日を楽しもう!」と決めていたので、無駄な心配をせずに新生活をスタートできました。
純粋に一人暮らしを楽しもう!というシンプルな考え方も、ときには必要です。
お金の管理能力が身につく
一人暮らしで苦労する点といえば、お金の管理です。
家事や食事は徐々に慣れていけば良いのですが、家賃や公共料金の支払いは待ってくれません。
毎月の支払いで必要となるのは、家賃、食費、PCやスマートフォンの通信費、水道光熱費、交際費です。
支払いを済ませて残った金額が貯金もしくは、自由に使えるお金となります。
支払いをする項目は毎月固定されてくるので、まずは支払いを全て済ませることが重要です。
「後からでいいや!」と安易な気持ちを持ってしまうとお金にだらしない習慣がついてしまい、最悪料金を滞納するようなことにも繋がりますので、お金に関してはシビアに管理していきましょう。
人として成長できる
炊事洗濯やお金の管理は思っている以上に大変です。
何も考えずに行き当たりばったりでやっていると、初めのころは良いのですが、慣れてくると掃除をしなくなったり、浪費が激しくなったりしがちです。
今は、スマートフォンで簡易的な家計簿やスケジュール管理ができるアプリがありますので、事前にインストールしておいて活用するのも1つの手段です。
親が全て支払ってくれていた部分を自身でこなしていくことになりますので、親のありがたみが分ると同時に、自分に見合った社会人としての金銭感覚を身に着けることができます。
これから社会で生活していく中で、人それぞれ収入は異なります。
当然、金銭感覚の違いもでてきて羨ましいと思ったり、羨ましがられることもあるでしょう。
一番大切なことは身の丈にあったお金の使い方をすることです。
たとえば食事1つとっても美味しいものばかりを食べて贅沢をしていると、その生活が体に染みついてしまって、大切なお金を浪費する体質ができあがってしまいます。
自身で管理できることとしては、自炊を増やして外食を減らすなど考えて行動していくように心がけましょう。
まとめ
10代、20代で一人暮らしを始めるメリットについて書いてきましたがいかがだったでしょうか。
短期的には不安で疲れてしまうようなことでも、長期的な目線で見ると、経験として自身にプラスになることも多いです。
事前に計画していることでも、中々うまくいかないのが一人暮らしです。
細かいところですが、特にお金の管理についてはスマートフォンやパソコンのアプリをうまく活用して、支払い忘れの無いようにしっかりと管理するように心がけておきましょう。